先週の日曜日にNPO法人阿蘇花野協会主催で秋の野の花観察会が行われました。
熊本市内でもここ数日だいぶ過ごしやすくなっていますが、阿蘇は秋の気配でありました。
沿道には地元の方が植えられたコスモスが満開です。
赤とんぼなんかも飛んでまして・・・
秋晴れの阿蘇某所に午前10時に集合し、ひととおりの説明、参加者の自己紹介などを行い、観察開始です。
まず観察したのが秋の七草のひとつである「おみなえし(女郎花)」です。
花はこんな感じ
続いてシオン(絶滅危惧種)
ウラジロヤナギアザミなんかもありました。
今回の観察会は昨年から行っている「草原再生実験」の検証も兼ねています。
1年前、放棄された杉林であった場所は。。
みごとに草原となってます。
経過の説明を受けたあと、現場に移動です。
そこにどのような草花が戻ってきているかというと、まず多かったのがツリフネソウ。
特筆すべきはツクシトラノオ(絶滅危惧種)が戻ってきていたことです。
今回は調査のため特別な許可を受けて、一株採取します。
採取した株は根の状態を調べた後、標本にします。
(無許可で採取すると県条例により100万円以下の罰金を課せられます。違法採取はやめましょう)
現地では熊本大学理学部の学生さんたちにより調査が続けられています。
今後、この場所がどうなっていくのか、楽しみです。
ところで、今回の観察会に行く途中で「未知との遭遇」!がありました。
道路脇になにやら不思議な物体が・・・
近づいてみると。。。
裏へ回ってみると。。。
なんと表情がちがっている!(手書きだから当たり前か・・・)
ご尊顔。。。
いったいぜんたいこれは何???くまモン?
しかし、パクリにしても全体からただよってくるこの「ほのぼの感」はなんでしょう(^_^;)
中国のパクリガンダムよりも数段いいぞ!
ということで、記念写真をパチリ。
楽しい秋の1日でありました。。。