ロンドンオリンピックが閉幕しました。
開幕当初は柔道や男子体操の不振もあり、「ど~しちゃったの??」という感じでしたが、
終わってみれば史上最高のメダル数獲得!
もちろん、メダルの数が多けりゃいいってものでもありませんが、多いにこしたことはないのもまた事実。
ところで、今回のオリンピックでは開会式と閉会式のすばらしさが圧倒的でした。
今朝も早起きして閉会式を見ていたのですが、次々と登場するミュージシャン達と演奏される名曲の数々に
朝っぱらからテンション上がりまくりです。演出もなかなかよかったですねェ。
これだけのコンテンツを惜しげもなく使いまくれるところに、イギリスという国の偉大さというか、文化的な懐の深さを感じた次第です。
しかし、そのすばらしいショーをぶちこわしにする人達が・・・
今日のネット上でも既に話題になっていましたが、アナウンサーのおしゃべりが「うざすぎる~!」
しかも曲と曲の合間に話すのならともかく、曲の演奏中にその曲や演奏者と全く関係ない話を延々と・・・
ピンク・フロイドの名曲「Wish you were here」がライブで演奏され(しかもニック・メイソンご本人+マイク・ラザフォード登場!)ているときに、余計な話をするんじゃない!話すんならアルバムジャケットを再現した演出についてでも語ってくれ~!
大会の公式テーマソングを作曲者であるMuseが演奏しているのに、そのことには全く触れず、同じく関係ない話が延々と・・・
Beady Eyeを「ビディ・アイ」と紹介するのはご愛嬌としても、単に「ロンドンで結成された」としか紹介できないのは、明らかに予習不足ですよNHKさん。
観客がみんな手を振りながら「'cause may be~♪」と歌っていたじゃありませんか。どんだけ愛されている曲かってことですよ。
いつ出てくるかと期待していたPythonsからエリック・アイドルがついに登場し、なんと「Always Look on the Bright Side of Life」を歌い出した時にはびっくりしましたが、これがどういう曲であるのか、全く説明なし!
私としては、このような場面でこういう曲をさらっと挟んでくるところにイギリス人の優しさ(と同時にほんの少しの意地悪さ)が現れているように思えるのですが・・・
ともあれ、終わりにかけてイラっとした五輪ですが、終わりよければ全てよし、でもないか・・・
そのうち、オフィシャルで開会式と閉会式を収めたブルーレイが販売されるでしょう。
期待してますよBBCさん!